七転八起DAYS

転んだままずっと起き上がれない人間の些細な日常と思うところ

焦りを感じた時に本当に焦るべきか考えてみる

昨日はバレンタインデーだったみたいで、仕事中に見かける小学生たちは休みをいいことに女子が男子を呼び出したりでワイワイとなんだかくすぐったい空気を醸し出していました。僕はといえば、毎年恒例のバレンタインデーのチョコレートを大量に持ち帰るための貸倉庫と2トントラックをレンタルして大変でした。

 

と、虚しい文章を打つのもこの辺にしておいて・・・・

 

しかし、小学生のそういう場面を見て思ったけど女子はなんで集団で一人の男子とか呼び出すんだろ?背中を押すとか応援とかって意味や恥ずかしいって気持ちの緩和になってるんだろうけど、呼び出される男子としては本当にその何十倍も恥ずかしいし、何よりプレッシャー半端ないですから。まぁ、その辺は女子と男子の考えの差というか。とはいえ、今日見る限りでは呼びされた男子は「なんだよ・・女子ウゼェよ」みたいな態度はとりつつも顔は半笑いという、これまた何歳になっても変わんねぇんだよなぁ的なところを見せていたのでした。

 

と、タイトルと全く関係のない文章が続いてしまったのだけれど、今日は職場で一緒に働く人の絵を見て感じたことがあった。その人は5歳くらい年上の人なのだけど去年の秋から一緒に働き始めたんだけど、前職は東京の方で本の編集や絵を手がけていたとのこと。以前から、見せて見せてとせがんでいたんだけど何故か僕にではなく他の後輩が画像を手に入れていた。その後輩に見せてもらったんだけど、上手いのなんのって。すごくデジタルのテイストがあって、ソフトも完全に使いこなしてるし。

 

で、さっきまでの帰り道「ああ、出遅れてるなぁ」とか落ち込むというか焦りみたいな感覚を感じていた。家に帰る直前くらいに「でも、焦ってもさ進むわけじゃないや。やめやめ〜」って考えに変わってた。だって、焦っても沢山の時間が生まれるわけじゃないし、自分の現状を認識できることに出会ったってことだし。それに教えてもらえることもあると思えばラッキーなことなんじゃないかと思うし。これも年の功というか、10年前の自分なら焦り倒して頭を抱えていたと思う。「全然、こんなんじゃ届かなねぇ・・・」とか。他人に対してもそうだけど自分に対してもダメ出しするのは本当に簡単な作業で、客観性を保つためには重要なんだけど安直にその感情に逃げ込んで落ち込んで考えたふりをしちゃう。ダメだなぁと思う他人とは距離を取れるけど、ダメだなぁと思う自分を一生離れられなくなってしまう。だって、自分って距離感ゼロっていう、むしろ内側にあるから距離感マイナスなわけで。

 

一番最初の記事にも書いたけれど10年間止まってた人間が動くんだから、わからないことだらけで当たり前。なにせ、この書いているブログサービスの機能とか使い方だってわかってないんだし。多分、絵を描く方の事情とか環境は大きく変化しているんだろうし。焦ってジタバタするよりも足下をしっかり見直していかないと。毎日、一歩を踏みしめる足の裏しか確かなものはないんだから。

 

 

ただ、焦る気持ちも自分のモチベーションの維持には大事。今日、見せてもらった絵は何か心の中が動いた感じの刺激があった。今は焦るよりも強い気持ちを持つことの方が大事なんだろうな。

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と、あんまり代わり映えしない落書きを10分で描いたのでした。