なんだか現実のことじゃないみたいな感覚

まだ、信じられない。

広島カープに黒田博樹投手が帰ってくる。去年の末、その報道が出た時涙が止まらないくらい嬉しかった。でも、何か自分の中だけでもあくまで「そういう話」って所で止まっていて。でも、今日録画しておいた帰国記者会見を見て本当に「夢のような話」だなぁと。一言一言しっかりと選んで話す黒田選手を見ながら、なんだか現実じゃないような感覚に襲われてみたり。

8年前に黒田選手を送り出した時にカープファンは心のどこかで帰ってきてくれたらなぁと思いながらも、メジャーリーグでの成功を祈ってたと思う。メジャーリーグで成功し続ければメジャーリーグでプレーし続け引退、当然帰ってくるというのは失敗して帰ってきたことになるのだからファンにとっては複雑な気持ち。ただ、黒田選手がメジャーリーグでの評価を高める中で球団との契約を毎回一年契約にしているという理由が「カープにいつでも戻れるため」と言われていたし、球団が毎年オファーをしていたのも聞いていた。

メジャーリーグの契約は日本の契約更改や契約交渉と違い少し遅い。年末や年明けあたりになる。その時期になるとカープファンの間ではこの7年間、風物詩のように黒田が帰ってくるかな？とか、球団が交渉したコメントをボジョレーヌーボーの宣伝文句のように揶揄して面白がっていた。で、毎年カープが払うことのできないような高額な年俸で契約。「やっぱり無理だよなぁ、でも黒田が成功してる証だもんなぁ」と思っていた。が・・・今年はそれが本当になってしまった。正直「なってしまった」というのが率直な感想。何よりもメジャーリーグでも信頼の高い投手として認識され昨年は名門ヤンキースのローテーションを一年間唯一守った投手・・年間防御率は３点台というピッチャーが広島東洋カープに入団したこと自体が驚き。

でも、黒田選手の決断や行動を「バカだなぁ」と思う人もいるのかもしれない。

たださ、こういういい話ってあってもいいんじゃない？って思う。

待っている人がいて、最後はそこに帰りたいって思う人がいて

それが叶ったんだからさ。そういうのって斜めから見る必要ないと思うんだよね。例えさいくら無様でもさ、こんだけ盛り上がっていてカープが優勝できなかったとしてもさ、一人の人間の生き様として見届けたり学んだりできんるんじゃないのかなぁと思う。

だから、周りから「カープ優勝するんじゃない？、黒田も戻ってきたし」と言われても、どこぞの球団のファンみたいに「優勝や〜」とは答えない。僕は「やってみないとスポーツはわかりませんよ、じゃないと面白くないですから。それに黒田選手が帰ってきて楽しみにして欲しいのはむしろ他球団のファンだと思いますよ。」と答えている。でもね、内心優勝して欲しいんだけど・・・さすがに優勝遠ざかりすぎなので。

で、まだ信じられない話が続く。

朝起きた時、出勤した時、仕事を昼にしている最中までバンビのように駆け回っていたのに・・・・どうして、左足首の形が変形するほど足が腫れ上がっているのか・・・・

本当に道路の真ん中にコンクリートの塊（約２５×２５×４cm）が置いてあるのかわからない。しかも夜だからあまりの小ささに気づかずバイクの前輪が乗り上げて前のめりで転倒。冬ということで服を大量に着込んでいたので体に傷もないけれど、あちこち痛い。特にとっさに出たんだと思う左足は酷い捻挫・・・・朝は１５分で歩ける駅までの道も３０分以上かけないと帰ってこられないし。明日の朝になるともっと痛いんだろうなぁ。

勉強ができないバカはいいんです。生きる強ささえあって人に迷惑かけなければ。

ただ、こういう人に怪我まで負わせるような行為をするバカだけは本当にこの世から消えて欲しいなぁと思うけど、そういう人たちって自分は違うと思ってるし何よりも「認める」って能力が低いから現状の自分でいて勉強も学びもしないんですもんね。まぁ、この程度の怪我で良かったと思いつつ。あーでも腹が立つなぁ・・・・いい気分で１日終わると思ったのになぁ。