七転八起DAYS

転んだままずっと起き上がれない人間の些細な日常と思うところ

ドラマ「Dr.倫太郎」1話と2話のあらすじと見た感想

ドラマ「Dr.倫太郎」のあらすじ

これは、ある精神科医の物語。

彼の名は日野倫太郎(堺雅人)。

傷付いた人々の心にとことん寄り添い、その病める心を解きほぐしていく。

書籍も出版し、テレビにも出演する。

彼の診察を待ち望む人々は増えるいっぽうだ。

 

そんな彼なのだが、・・・自身の恋愛は全くの不得手だ。

「恋愛とは一過性の精神疾患のような状態である」とさえ言っている。

 

ある日、倫太郎は大学の理事長・円能寺との会食で、一人の女性に出会う。

彼女の名は、夢乃(蒼井優)。新橋の売れっ子芸者だ。

 

この出会いが彼の人生を大きく変えていくなど、このときの倫太郎は知る由もなかった。

番組公式ページより抜粋

www.ntv.co.jp

 

実は、近年珍しくテレビドラマが社会現象的に扱われた半沢直樹」というドラマを僕は見ていない。だからかもしれないが堺雅人という俳優に関して何の先入観も持たずに、このドラマを見ることができているのかもしれない。正直、この俳優に関して初見と言っても良いくらいなのだ。僕の抱くこの役者さんへの印象は、「実際にこういう人がいたら怖いなぁ」というタイプ。表面が柔らかいんだけど「聖者」にも「殺人鬼」にもなるタイプの人。多分、この人のやる悪役は相当怖いと思う。今回は偶然、第1話の再放送を昼に見て録画の予約を入れたので続けて録画してみることにした。自分の好きなジャンルである心理学的なジャンルだったからだ。

ただ、注意しないといけないのはこの手の現場系ドラマは全てが現実ではないということ。このテロップはみなさん忘れないでくださいね。

f:id:gatti_saga:20150429213248j:plain

 

「Dr.倫太郎」1話のあらすじと感想

第1話の要点としては

  • 倫太郎は精神科医である。
  • 飛び降り自殺を図ろうといしている阿川繭子近藤春菜)と出会う。
  • 自殺を止めようと説得を試みるが「心中も悪くない」という繭子のいう言葉に応じて「わかりました、一緒に飛び降りましょう」と倫太郎と繭子は飛び降りる。レシュキュー隊が設置していたマットに落ち助かる。
  • この騒動がテレビで取り上げられ、倫太郎はマスコミからも引っ張りだこ。
  • 理事長に連れられ会食。ここで、夢乃蒼井優)という芸者に出会う。
  • どうも、病院ドラマ等にありがちな出世に興味があるライバル的な嫌味な精神科医・宮川貴博長塚圭史)がいる。倫太郎はどうやら、その真反対側の人物。
  • 幼馴染である水島百合子吉瀬美智子)の回想で倫太郎の過去に触れる部分がある。中学生くらいの時に飛び降り自殺をしようとしたようだ。母親も関係している様子。
  • 倫太郎の先輩精神科医・荒木重人遠藤憲一)は病院を辞めていて独立している。倫太郎の頼れる存在として親交がある。
  • プライベートの夢乃が代理で薬を取りに倫太郎の病院に来るも全くの別人。倫太郎が会食の時のことを話すも関心はなし。
  • 夢乃の母親(??)相沢るり子高畑淳子)が夢乃に寄生しているのかネチネチといかにもクズっぽいやり取りで金をせびりに来る。
  • 倫太郎の帰り道に芸者姿の夢乃が現れる。酔っ払ったというが、彼女はお酒を飲まない。そこで、いきなりの告白and夢乃からのキス。
  • その場面を宮川の部下である精神科医・矢部街子真飛聖)に写真を撮られる。
  • 飛び降り自殺をしようとした女性・繭子が職場で過呼吸の後負傷し病院へ搬送。
  • 職場でイジメられていたのが原因だった。
  • 倫太郎はイジメられていた理由はみんながあなたに嫉妬していたからだという。私の好きなコメディアンはこう言っています「嫉妬は正義の服を着てやってくる」と繭子に告げ、繭子は笑顔を取り戻す。

【第1話の感想】

まず思ったのは、豪華な顔ぶれだなぁということ。そして、飛び降り自殺を図る女性を演じたハリセンボン近藤春菜の演技がうまかった高畑淳子の演じる相沢るり子というどうしようもないクズな女性の演技もすごく良くて、まぁこういう奴いるんだけど子どもは大変だよな・・・と思ってしまう。その大変な子ども(多分子どもだと思うが公式では??ついてる)の役を演じる蒼井優。公式ページのコメントで「白塗りの私に耐えて番組見てくださいね」的なことを書いているけど違和感は無かった。

 

ドラマを見ながらハートウォーミング的なドラマの部分を感じつつ、精神科医の現場ってこんなにサラッといかんっぽいけどとも思った。自分は一度も精神科医の診断に罹ったこともないし、精神科にも行ったことがないからわからないけど。後は、このままハートウォーミングなドラマとして推移するのかな?ドロドロとした展開になるのかな?と第1話では掴めず。ただ、「恋愛は一過性の精神疾患である」というキーワードが出てくる以上恋愛ものに発展するのではないか?とは思った。いい先生のまま、倫太郎は終われるのかな?

 

「Dr.倫太郎」2話のあらすじと感想

第2話の要点としては

  • 今回の患者はベストセラー作家の風間辻萬長
  • 風間は最新作が酷評され精神的に不安定。そこで理事長から会食を通じて倫太郎と宮川に紹介される。
  • 会食の場に風間の秘書・むつみ堀内敬子)が現れると「むつみにそっくりな別人だ!!」と暴れ転倒、頭部を負傷し倫太郎の病院に入院。
  • その時に夢のは自らガラスの破片で指を傷つけ倫太郎の病院へ。水島百合子(吉瀬美智子)が治療にあたるが夢乃からの倫太郎に関する質問攻めに合う。
  • 幼馴染である百合子から倫太郎は風間の小説を借り、借り物に赤鉛筆で線を引いて熟読。
  • 風間の治療方針をめぐって倫太郎と宮川の意見が対立。
  • 結果、倫太郎は担当から外される。
  • 病室で暴れている風間に倫太郎は遭遇。そこで小説の中に出てくる「ムササビ」について質問。と同時に、今後風間や関係者との接触を禁じられる。
  • 秘書であるむつみに倫太郎は質問。「ムササビ」が作品に出なくなったのはいつ?と。
  • 信頼できる荒木のクリニックで和んでいると、夢のからデートのお誘い。荒木が勝手に承諾の返事をしてデート。
  • ボートに乗ってのデート。デート中に、この前芸者の格好じゃない夢乃とすれ違ったが無視されたけど?と聞くと夢乃は「あれは双子」と嘘。
  • しかし、デート中に相沢るり子からのお金の催促が。その額は300万円
  • 倫太郎に抱きつき、泣いて嘘の理由で倫太郎から300万円の工面を引き出す夢乃。
  • すぐに振り込む倫太郎。しかし、その姿を倫太郎の元で勉強する研修医・川上葉子高梨臨)に見られている。
  • 300万円を直ぐに下ろす夢乃。で、それをむしり取るクズい相沢るり子。次は700万円だという。そして、すぐさま理事長・円能寺(小向文世)に電話。女怖いという瞬間。
  • 風間が腹痛を訴えたらしく、百合子から風間のMRI画像を見ると胃にどうも指輪のようなものが。
  • 倫太郎は風間と対話する。その場に秘書のむつみを呼びチョコレートとイチゴ、柿の種を順番に食べてもらう。柿の種の所になると風間が暴れる。むつみはピーナッツアレルギーだったのだ。
  • 風間の作中に出てくる「ムササビ」は柿の種のピーナッツ以外を食べる。作中に出てくるイタズラ好きな「ムササビ」は秘書であったむつみだった。
  • 胃の中にある指輪は、想いを寄せていたむつみに贈ったもの。一緒になりたかったが、年齢差と自分が小説家であることから自らむつみを遠ざけていた。そして、秘書としても解任し別れた時にむつみが置いていった指輪を想いを封印するために風間が飲み込んだものだった。
  • むつみを別人だと暴れていたのも、そうして振り返ると一時的な精神疾患でしかないと判断。当初の倫太郎の見立て通り、風間は再び小説を書き始める。
  • 理事長もこの報告を出版社から受けるが「やっぱり、教授は無理かなぁ」と発言。どうも倫太郎のやり方では病院としては利益が出ないようだ。
  • でも、なんだかんだでVIP待遇の患者を治したということで理事長からの金一封で研修医二人と百合子と焼肉屋で食事。そこで川上葉子から300万円の振込のことを突っ込まれる。
  • 先輩荒木のクリニックで「古典的な手にひっかかったなぁ」と一笑される。「勉強代だと思え」とのこと。
  • 失意の倫太郎が家に帰ると家の前に夢乃が・・そこで、お金を工面してくれる親戚がいたので300万円お返ししますと300万円返金。

【第2話の感想】

想いを寄せいていた秘書への想いから精神疾患を患うベストセラー作家という話だったんだけど、ありがちと言えばありがちな話。どうも、この流れを見ていると話の主体はどうも、倫太郎と夢乃の方へシフトしていくんだろうなぁと思う。そして、相沢るり子がクズい上にゲスい。しかも、その要求を答えるために動く夢乃もゲスい。まぁ、ドラマの中なのであんまり見ていても怒り狂うようなことはないけど、ああいう人達と触れ合いたくないなぁどんな場面でも。いないでしょ?と思う人もいると思うけど、本当にああいう類の人いるからね・・人は見た目じゃないっていうけど、見た目と空気に出ているからその辺りは、みなさん頑張って人生勉強の中で身につけてください。

倫太郎の元で学んでいる研修医・福原大策(高橋一生)の立ち位置が非常にいい感じです。ボソッと一言挟む間がいい。どうも、この福原と川上の恋愛の要素も入ってきそう。それと見逃せないのが幼馴染である百合子と倫太郎の関係かな。ゲーム的に言えば「夢乃エンド」と「百合子エンド」が想定できるような・・・

ただ、自分の望みとするのなら精神科医の話をするのなら話の8割くらいを、その世界の話にしてほしいかなと・・・X-filesで怪奇現象の捜査よりもモルダーとスカリーの恋愛がって比率逆転されて作られたら訳わからなくなるのと一緒で・・・

 

と、珍しくドラマのあらすじや感想をツラツラと書いたけれど、録画したものを見る時間もままならないので不定期だし、見るのやめたら続きは書けないかもですね。まぁ、これから見る人がこれを見て参考になってくれれば幸いです。

 

だって、「学校のカイダン」も録画しっ放しで一話も見てないんだもんなぁ(笑)

 

 

 

Apple Macintosh 今でいうMacが子供の時欲しかった。

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

 

最近、自分の年齢が40歳を超えてから、20代の時のことを

「ガキだった頃」と表現するようになった。

これを仮に20代や30代の人が読んでいるのなら

「この人何言ってるの?十分に大人だよ?」と思うかもしれない。実際に僕もその当時はそうだったと思う。こればっかりは、歳を重ねて少し遠くに来ないとわからない感覚なのかもしれない。だけど、別に子供に見えるから「最近の若いものは・・」とか嘆くつもりはない。あくまで、自分の中のその当時を思い出す時の感覚が「ガキ」という表現がピッタリくるからなのである。

 

中学からの悪友で当時からコンピューターが好きな友達がいる。その友達は両親が大学の教授で帰国子女という強烈な個性の持ち主で、かといって優等生ではなくどちらかというと悪ガキだった。その友人との付き合いの中で、まだコンピューターがカセットテープでプログラムを読み込む時代からパソコンを触ることができた。中学生の頃、僕たちはモノクロではないグリーンディスプレイを必死になって覗き込み、雑誌に載っていたプログラムを必死に打ち込んで吐き出されるエラーに泣き、動き出したプログラムに喜んでいた。その友人は熱狂的なNECのパソコンの信者で、それ以外のものを認めていなかった。ただ、僕はその他のコンピューターにも興味があった。

 

高校生になると、友人のPCもスペックアップディスプレイもカラーになったし、フロッピーもついて5インチのディスクを読み込んでゲームをしていた。僕は隠れて親に頼み込んでX6800というシャープのパソコンを中古で買ったが、ユーザーがあまりに少なく、しかも友人に内緒にしていたのでソフトの貸し借りや情報交換ができずに1年半ほどで売りに出してバイクを買う資金に変えた。

 

大学生になった時、なぜか絵を描くようになっていた。経緯は色々あるけれども元々好きだったのもあると思う。その当時ぐらいから、コンピューターで絵を処理することができるという話を聞くようになった。写真を自由に編集したり色を変えたり一から絵を起こすことができたりするのだという。インターネットのない時代だったし本で読むくらいしか方法はなかったけども、印刷の世界や出版の世界はMacintoshを使って様々なことを処理するという。しかしながら、価格はMacintoshを使って絵を描くためには100万円ほどの投資が必要だという話だった。回収できる見込みもない投資というか、当時の僕では想像もできない額だった。が、悪友は2浪の末大学に入学すると当時90万したNECのパソコンを親に頼み込んで買っていたのだけど。

 

ただ、大学のゼミの教授の研究室にMacintoshがあった。教授の仕事を何故か手伝うことが多かった僕はMacintoshをともかく触っていた。その研究室には、大学から支給されたWindows95のパソコンもあったのだけどコンピューティングの質は全く異なっていた。ただ、Windowsの方に回線が接続されていたのでインターネット自体はWindowsで覚えたし、ユーザーの多さからフリーソフトの広がりの早さや情報の共有の幅が広がっていくのがMacintoshよりも凄かったのは覚えているし、何よりも沢山の会社がWindowsのOSを使うことで供給の多さから価格が熟(こな)れたものになって周囲もWindowsユーザーしかいなかったし、何よりも僕自身Windowsを買い使い続けた。ただ、当時のMacintoshは酷かった(笑)長文を打ち込む作業や編集をしてセーブをする寸前に爆弾のアイコンの付いてたエラーを吐き出して再起動なんてのはザラだった。Windows95もリソースに割り当てるメモリが低すぎて固まってたから同じような感じだったけれど。

 

その大きな理由が、MacintoshでもWindowsでもできることに差がなくなったからだ。Photoshopillustratorもインターネットも全てWindowsで動いた。そして、大多数の会社、個人、ハードメーカーもWindowsを中心に構成されていった。大量にリリースされるフリーソフトの多さも一つの要因で、フリーソフトだけでも十分に作業を様々こなせる点も大きかった。その中でMacintoshを選ぶというのは大変な勇気がいったしサポート面や経済的な問題から手を出すことができなかった。

 

だけれども、イラストを描くという環境にいた僕の中では古い考えなのかもしれないけれど、どこかで

「クリエーターはMacintoshという考えがあった。

言い換えれば、「いつかはMacintoshという想いがあったのだ。

 

時代は流れてMacintoshMacという名前に変わった。ジョブズAppleに戻ってからどんどん変化していき、今はOSXという昔とは別物のOSを積み、ある程度のグレードのモデルは庶民でもWindowsパソコンを買う価格と同等で購入することができるようになった。

 

去年、あることをきっかけに僕は10年間眠らせていた夢をもう一度動かそうと決めた。自分の決意を形にするときに頭に浮かんだことがあった。

「いつかはMacintosh

人生で後何台パソコンを自由に所有できるかわからない。なら、今買うならMacしかないと。いいじゃない、人生の中でMacを使う時期があったってと思ったのだ。今までの資産も活用できない、知人友人にも全然ユーザーがいないけどいいじゃないと開き直ったのだ。(購入する直前は、後ろに引けなくなる不安から悩みまくったんだけど)

 

で、今年の2月(古い話だな)に人生で初めてのMacを買い、今こうして文字を打って絵を描いている。しかし、パソコンを買いにいって片手で持てる紙袋で持って帰るという経験は初めてだった。ガキの頃の自分がこの写真を見たら絶対信じないだろうと思う。

f:id:gatti_saga:20150422112501j:plain

で、使ってみた感じは?と聞かれると「パソコンはパソコンとしか答えられない」が答えかなぁと思う。要は使い方であって、良いも悪いもユーザーの捉え方次第。よく、なんか信者がどうのこうのという論議をしているけれども、自分の使い方にあったハードを使っていれば別に他人のシステムなんて気にならないはずだし。ただ、周囲によく答えるのは自分のモチベーションと自己満足、それと「ガキの頃から欲しかったからね」と答えている。自己陶酔の道具なのかもしれないけど、酔いしれられない道具に魅力がないのも真実で。Macで絵を描いたり処理したりするから良いものができるなんてことはないけど、若かった時からしたかったことだから今は満足。不満はあまり触る時間がないのと、自分の才能のなさくらい。

 

f:id:gatti_saga:20150422125038j:plain

ちなみに、大学の当時触ってたMacintoshに入っていたPhotoshopのディスクがこれ。卒業する時に思い出にもらって良いか聞いていただいたもの。多分Limited editionだからスキャナーか何かについていたもんじゃないだろうか?フロッピー3枚とか今じゃ想像できないし、今やパッケージ版は販売を終了しクラウドというネットからダウンロードして使うようになっているし。多分、これをもらっていたってことは卒業して「いつかはMacintosh」と思って使おうと思ってたのかもしれない。小さいことだけど、ガキだった時の自分には伝えたいよね、全然形変わってるけど欲しかったもの手に入ったよって。

 

でも、自分でいうガキだった頃を子供の時欲しかったものって定義するなら

もっと大きなものが本当は欲しいんだよなぁ。さて、ガキだった時の自分にそれを手に入れたって伝えることできるかな。

『Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION』に行ってきました。

f:id:gatti_saga:20150419160026j:plain

 長年、愛聴しているMr.Childrenのライブ『Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION』に行ってきました。

 

「え?北海道のツアー?今日のなら早いし昨日のなら、まぁタイムリーかなぁ」

と思った、これを読んでいる人は甘い!

 

行ったのは先週の土曜日4月11日の長野エムウェーブ

遅いって、一ヶ月以上もブログを放置していた男に即時性を求めても無駄ってもなのです。(笑)というわけでネタバレを極力控えながら感想を。

 

Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION』の紹介

3/14からは、全国アリーナツアー「Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION」を開催。
アルバム発売前にスタートするアリーナツアーでは25万人を動員、新曲が多数披露される前代未聞のLIVE となる。
そして迎えるツアーファイナル“6.4”、New Album「REFLECTION」を発売する。

ここにも書かれているように、発売前のアルバムに収録されている楽曲をメインとしたライブとなっていて、次の曲はどんな曲なんだろうというワクワク感が半端ないライブとなっていたが

一曲目から劇場で公開されたライブでも演奏されることなかった、一番年末から聴きたかった「fantasy」からライブが始まるという驚きの展開。BMWのCMで放送されていたこの楽曲。サビの部分だけを聴くとミドルテンポの明るめの楽曲と思わせつつ、意外と暗い楽曲。でも、サビのメロディーの綺麗さや印象の残り方は流石の一言に尽きた。

 

そして、初めて聴く楽曲・お馴染みの楽曲を織り交ぜながらライブは進むんだけれども、今回特にライブの特徴として特筆すべき点としては

 

桜井和寿さんが、ともかく喋る!!!

(これを僕は桜井和寿のナオトインティライミ化と名付けている)

 

何度もライブに行っているのだけれども、こんなに話す桜井和寿を見たのはおそらく初めてで観衆に向かって「今から長々と話すから座ってもいいからね」とまで・・

でも、元々話の上手な人だから今までももっと話してもいいのにと思ってたので。今まであまりMCを挟んでこなかった理由が「ライブの世界観が崩れるから」とどこかの記事で読んだ覚えがあるんだけど、今回くらい話しても全然世界観は崩れなかったし、タイミングの問題なんだろうなぁと思った。そんな眺めのMCを挟んでからの後半もグイグイかっこいい世界観で攻めてたし。

 

特にライブの終盤で演奏された「WALTZ」は圧巻。

このライブはまだ発売されていないアルバムの未発表曲をメインに行われている。当然、今までのように楽曲を知った上の観客とアーティストとの「お決まり」のやりとりという形はとることは少ない。特にこの「WALTZ」という楽曲は、おそらくアルバムを発売した後にツアーを行ったとしても観客はある意味「ぽかーん」と見守るだけになってしまうような楽曲。今まで発表されている楽曲で類似しているなぁ思う楽曲ならアルバム「シフクノオト」に収録されている「Pink~奇妙な夢」のような楽曲だ。この聴衆が初めて聴く楽曲を全力でパフォーマンスする姿は彼らが本当にある意味で表現したい形の真の姿なんだろうなぁと思いながら見ていた。正直、このパフォーマンスを見れただけでも大阪から長野までライブを観に行った価値があったなぁと思ったくらい。ああいう鬼気迫る、だけど滅茶苦茶しているわけではなく、すごく美しい表現は本当に心が動かされる。

 

今回の未発表のアルバムを引っさげてのライブツアーという壮大で偉大なアーティストのプロモーションは強烈だと思う。

このライブツアーの最終日にアルバムをリリースするというのだから、この一つ物を生み出すストーリーというのはすごいインパクトなのだ。

 

今後のアーティストたちのムーブメントになることは決してないと思うけれども、これを行った勇気というか挑む気持ちというのはMr.Childrenならではだなぁと思ったし、このライブを観終わってからは「早くアルバム聴きたいよう〜」って感じになっているのは事実だ。アルバムのリリースの間隔が2年以上開いているからではなくて、純粋に綺麗なメロディーとバランスのいい音楽を聴きたいという欲求が湧いてきているのだと思う。ということで、おそらく一番高いアルバムに未収録されてるデータが入っている方のアルバム買うと思います。こんなのねレンタルで我慢できるはずないし、大量に買って捨てたり使い道がなく積んだりするプラスティックの円盤とは違うので。(←ここは毒です)

 

ただ、一つ注文としては発売した後のツアー名が「未完」今回のツアー名が「REFLECTION」なんだけど逆でも良かったんじゃない?ってことかなぁ。今回の方がおそらく未完なんだと思うし、アルバムを発売した後アルバムに収録しきれなかった楽曲をオンラインで発売して聴ける形にしたり、限定生産のUSB盤にも収録されている楽曲をスタジアム・ドームツアーで演奏するなら、それこそが「REFLECTION」としては完成したツアーになるんだろうなぁと勝手に思ったりします。

 

ただただ、久しぶりのMr.Childrenは良かったし新しい彼らの音楽は素晴らしかった。

このアルバムの制作過程のどこかでのインタビューで桜井和寿さんは「僕は今まで以上に素晴らしい音楽を作ることはできないかもしれない」的なものを読んだ覚えがある。確かに以前のようにキラキラした感じは今回のアルバムにはないかもしれない。でも、メロディー、歌詞、メッセージのバランス感覚はやはり秀逸。「足音」も最初聴いた時は「??」と思ったけど、聴けば聴くほど伝わってくる。若い人に言いたいんだけど、こんな優しく人生を教えてくれたり励ましてくれる40代中盤の男なんてそうそういないんだよってこと。それだけでもね、みんな聴く価値あることに気付いてくれると思うんだけどなぁ。ラブソングだけが音楽じゃないからね。

 

セットリストは載せません、あしからず。

というか、未発表曲のライブ行くのに必要ないと思うのです。ですが、あえて書きます。

今回のツアーは「innocent world」やりません!!!!

これだけでも十分革命的なんですよねぇ。

 

早くアルバム発売日の6月4日にならないかなぁ。

「進化論」を飽きたってくらい聴いて泣きたいんだよなぁ。

YouTubeに上がってるみたいだけど我慢我慢・・・

それを心待ちに毎日頑張っていきましょうか。

 

余談

ライブが終わった時、桜井和寿さんが

「新しい春が来たよ〜みんな楽しんで〜」という言葉を言った。

この言葉を聞いた僕は「確かに色々ゴタゴタあったんだけど、解決したんだなぁ・・」と例の大物プロデューサーとの一件を邪推したのでした。

 

ゴール?スタート?それとも途中?

13日間にわたる苦手への挑戦

f:id:gatti_saga:20150309201424j:plain

13日前にillustratorの体験版を導入して作成し続けた絵がやっと自分の中で一区切りついた気がした。と同時にブログに記しておいてよかった部分がある。それは、オッサンながらも成長している様に見える部分が少なくともわかるからだ。(多分)

 

苦手なことを始めてみる - 七転八起DAYS

 この13日前の記事の時に描いている絵は、本当に真剣に描いてこれくらいしか描けなかったのだ。しかも、苦手なベジェ曲線はほぼ使わず今までの様にペンタブレットで絵を描いていた状態。やはり逃げていたんだと思う。

 

 

負けないこと投げ出さないこと逃げ出さない(以下略 - 七転八起DAYS

 これが9日前の記事。この記事に載せている灯台を描く前のキャプチャー画像が出てきた。この記事の2日前に破棄したファイルの画像がこれ。

f:id:gatti_saga:20150309203650p:plain

11日前の画像。

なんだかよく分からない。子供が考えた夢のケーキみたいにシュークリームみたいなものが乗っかってるし。

信じられないだろ?これ、大の大人が灯台を描こうとしてこうなったんだぜ?

と、タッチのカッちゃんが死んだ時のセリフが脳内再生されるレベル。

 

f:id:gatti_saga:20150228012509p:plain

描いては消して描いては消しての繰り返し・・・・この時は明け方4時まで作業して7時起きとかの日々。灯台というテーマはクリアしつつあるけど、実物とのシルエットとかデザインが違いすぎるので何度もボツ作品を作る。これが9日前

 

ちょっとずつでも、動いていないわけじゃないからさ - 七転八起DAYS

 

今から3日前までも描いては消し描いては消し、間に師匠の素晴らしい作品たちを見てムキャーってなったり、描いては消し描いては消し・・・

休日にデザインのパーツになる日本地図を

一日中

引っ張ったり、伸ばしたり

f:id:gatti_saga:20150305234658p:plain

自分の中で灯台はこんなもんでいいかなぁ・・とか思いつつ。

で、一昨日の晩と朝方を使って最終的なパーツたちを組み合わせる作業を始めるも、なんか消えちゃったり変形したりはみ出したり・・・の繰り返し。で、頑張って組み合わせたのが、これ。

f:id:gatti_saga:20150309204924p:plain

随分前にもらった宿題だったけど、締め切りを自分で決めて(間に合ったとは誰も言ってはいない)したことが良かったのかなぁと。あとは、この画像を依頼主に見せてダメだしもらうのが次の作業かなぁ。

この絵を描くときに送られてきた資料に描いてあったテーマは

  • 灯台は入れたい。
  • 本州最南端をアピールしたい
  • 具体的な名前は使うことはできない

という三つの意外と難しいテーマを頂いていたんだけど、クリアーできてるのかなぁ。

 

クリアしたのと、この作品の出来で満足というのは全然違うし、これで上手いとか全然思ってませんのであしからず・・・はぁ、もっとイメージをうまく表現できないものかなぁ。

 

とはいえ、これで燃え尽きるわけにもいかず次に溜まっている絵に着手してから自分のために描きたいなぁと思った絵を描いていかないとダメなんですけどね。誰か時間くれませんか?さぁ、次だ次。次も苦手分野だ。

 

 

 

花粉症の時期なので、花粉症グッズを買ってみたら気付いたことがあった

f:id:gatti_saga:20150307004032j:plain

「加齢臭」という言葉を初めて聞いて「カレー臭」とカレーの匂いを想像した人はいても「花粉症」と聞いて「花粉show!」と花粉のショーを想像した人はいないと思います。

 

と、くだらない前置きはさておき。

 

本格的な花粉シーズンが到来しています。私の住む関西地域は2月の下旬から3月いっぱいまでスギ花粉が猛威を振るうそうです。その後はヒノキと・・・様々なアレルギーを引き起こす植物たちの花粉が舞い散るのです。今の所幸いなことにスギ花粉のアレルギーにしか反応しないのですが、いつ発症するかはわからないので怖いところです。

 

昨日とても風が強く、街を歩いていると突然クシャミが止まらなくなりました。目は痒く鼻水も出てくるので、私の頭の中で

 

「やつだ・・やつ(花粉症)がきたんだ」

 

アムロ・レイの声が再生されました。ちなみに見たことはないですが

花粉症は赤くもないですし、3倍早くもないと思います。

 

昨日、花粉症の始まりを感じた私は、毎年恒例であるアレルギーに効果のある目薬を出勤前に買いに行きました。そこで、マスクも買おうと思った時に目にとまったのが、鼻に塗るタイプのクリームでした。そして購入。

 

何故このタイプを選んだかというと、外を走り回る仕事をしていて、なおかつ仕事中のみメガネをかけている私は今まで通勤の時間帯と室内にいるときだけマスクをしていました。マスクをするとメガネが曇るし実際走ったりすると息苦しかったのです。

f:id:gatti_saga:20150307005702j:plain

買ったのはこれです。というか、衝動買いに近かったので他の商品と値段や機能の比較もしていません。


花粉ガードEX|家庭用品|アース製薬株式会社

使用方法を見ていると

左右の鼻の穴(入り口から1cm位まで)に1ヵ所あたり米粒大のクリームを綿棒または指先にとり、まんべんなくぬってください。

とある。ふむふむ、確かに箱の中に綿棒が入っている。

f:id:gatti_saga:20150307010408j:plain

その数8本。

ただ、綿棒を常備し使い続けるというのは面倒臭い。そこで使用方法をよくよく読んでみると「指先にとり」とある。ふむふむ・・・・って

完全に鼻をほじっているようにしか見えない時があるってことじゃない??

確かに、そう見せたくなければ綿棒を常備してスマートに鼻の穴にクリームを塗ればいいんだけど・・・綿棒がなくて、指を鼻に突っ込んで塗らないといけない状況とかになるのは、スティーブジョブズ風に言えば

「美しくない」

になっちゃう。

 

このクリーム、リップクリームをもう少し柔らかくしたくらいの硬さの感じなので電池でいうと単四電池くらいの大きさで鼻に入れてクルッと回すだけで鼻の中にクリームを塗れるみたいな形にした方が売れるのかもしれない。男子用は単三電池くらいの太さとか変化をつけて、女子用はカラフルな感じとかにしてみたり。

 

あと、このクリームを塗った後の鼻の掃除とか塗る前の鼻の掃除とかをスマートにできる何かを作った方が広がるのかなぁ、世間にはとも思う。ポケットに入れてても、リップくらいの気軽さでできれば使いやすいはず。実際、虫刺されの薬を持ち歩く人間は早々いなかったけど、ポケットムヒみたいなリップサイズのものが出たら結構常備するようになったし、この辺りのユーザーインターフェイスは大事なんじゃないかなぁと思う。

 

とはいえ、買ってみたし男子だから鼻ほじってると思われてもいいので使い続けてみようかと思います。ただ、周囲を見る限り僕の花粉症は軽いほうなので効果があるかないか参考にはならないかもしれません。でも、これで効果があるのならメガネをしている僕としては大助かりだし、あの苦くて辛い点鼻薬を使わなくても済むのですから試してみない手はありません。

 

本当に酷い人は、舌下療法等を調べてみるのもいいのかもしれません。随分とそちらの治療方法も進んできていると聞きましたし。

舌下療法は、必ず毎日続けないといけないことと長期間にわたって治療を行わないといけないようですので、僕のような毎日ブログを書けない意志の弱い人間には難しいのかなぁと思ったりもするのでした。

 

 ?ん?塗るタイプのマスクなんて、そんなのプラシボー効果??そんな声も聞こえそうな感じだけど・・・・

いいんですよ、効かない薬より実感のあるプラシボーで。それに、やってみなきゃわからないしなのです。ダメなら次の方法を考えてみよっと。

 

ちょっとずつでも、動いていないわけじゃないからさ

苦手なことを始めてみて数日が経つ。とはいえ、なんだかんだでまだ一週間ちょっとなんだね。これが正しいの?間違ってるの?と疑問を感じつつコツコツと触り続けている。先日、このブログに載せた絵がこれ。

f:id:gatti_saga:20150228012509p:plain

 

負けないこと投げ出さないこと逃げ出さない(以下略 - 七転八起DAYS

 

とある灯台を書き続けているが、三日ほど仕事が終わって帰ってきてからの三時間(就寝3時起床4時)書いては消去、書いては消去の日々。で、まぁもうこれでいいかなぁと思ったのがこれ。

f:id:gatti_saga:20150305234658p:plain

しかしながら、灯台を描くのに夢中になりすぎて

肝心の全体のレイアウトが全く進まない

という依頼のもの自体の進行が遅れまくってしまう事態に陥っているのです。

でも、まぁ金銭の発生する依頼ではないですし納期は有って無いようなものなので。とはいえ、今月の中旬にその依頼主の地元に行くのでそこまでに画像は仕上げ、商品の発注と納品はその地元でというスタイルにしようかと考え中。実際、まだ向こうのしっかりした意向を聞いてもいないし、ダメ出しもあるだろうし。

 

しかし、不思議なもので休みの日ほど作業が進まないし集中も続かない。ブログも書けるはずなのに書けない。仕事があって、やばい次の日も仕事なのにヤバい!!!って言ってる方が物事進むことが多い。

先日の休日なんて

この依頼のデザインのパーツである

日本地図をグルグル回したり引っ張ったりで

休日が終わってしまった。

これは由々しき事態なのである。

でも、これって子供の時からの習性が染み付いていて夏休みの宿題もギリギリにならないとやらないし、ギリギリになったら異常な集中力で進んじゃう。あ、ちなみに間に合うとか終わらせるなんて表現は使いませんよ。だって、夏休みの宿題が未完のまま終わった夏が何度あったか・・・

 

あと、今日後輩のブログを読んでいて思ったことがあった。

ゲッチの「日々忍術修行(´・ω・`)」

より

大体ね、あの頃に戻ってやり直したいとかって言う人は戻った所で何も出来ないよ。
あと10年若かったら…とかよく言うけど多分若くても何も出来んと思うよ。

今、自分が10年後から若返ったと思って頑張りさ。

 

本当にこの通りだと思う。自分も口が開くと「歳だ、歳」というようになってきた。確かに体力や活力という点では10年前、20年前に比べると衰えてきていると思う。でも、好奇心や感動する心なんてのは体力に関係ないので自分の気持ち一つなんだろうなぁと思う。身体は確かに無茶すると壊れちゃうけど、思うこと感じることなんて何歳になっても続けることはできるんだもん。

 

昨日のGoogleのロゴは安藤百福さんをモチーフにしたデザインだった。 安藤さんの生誕105周年ということだったらしい。この安藤百福さんはみんな大好きカップヌードルで有名な日清食品の創業者。

安藤百福 - Wikipedia

 

チキンラーメンを開発し日清食品を創業したんだけど、その時の年齢が48歳。61歳の時にカップヌードルを発明したけれども値段が高すぎて苦戦。でも、諦めることなくお湯の出るタイプの自動販売機を開発して販売ルートを開拓。91歳の時、宇宙食の開発へ。2005年にその宇宙食は宇宙へいく。この時で95歳。亡くなる約1年半前に実現している。

そして、安藤百福さんはこんな言葉を残している。

「即席めんの開発に成功した時、私は48歳になっていた。遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎるということはない。50歳でも60歳からでも新しい出発はある。」

安藤百福 | 池田市立図書館

 

アンパンマンの作者である、やなせたかしさんもそうだけど続けること、気持ちを持ち続けることの大切さを改めて教えてくれる。

 

「あきらめたら、そこで試合終了」って言葉は改めて少年漫画に載せておくには深い言葉だなぁと思うのでした。

 

負けないこと投げ出さないこと逃げ出さない(以下略

毎日11時過ぎに帰宅、12時までご飯食べたりお風呂に入ったり。そこから、頑張ってillustratorを触る。進んでるのかなぁ・・・今回はどうしても、とある灯台を書かないといけない。全然元の写真とかを元にしていないけど自分の書いた下絵をチラチラ見ながらillustratorを触る。

f:id:gatti_saga:20150228012509p:plain

うーん、練習あるのみなのである。

 

ただ、ちょっと灯台っぽくなってきたなぁ。元の写真とは全然パーツパーツの比率が違うけど。ちょっと面白くなってきたかも、触るのが。

 

ただ、悩みなのが「何となく触って描けている」という点。こういう場合絶対どこかに大きなミスがあって取り返しがつかなかったりする。それと、この作業をするとブログらしいブログが書けず、ブログを書くとillustratorの練習ができない。でも、やんなきゃな10年分のツケだもん。